派遣社員にストレスチェックを派遣元が行わなければならなくなったこと対して、働いている側としては賛否両論の意見が生まれているのが現状です。ストレスチェック自体はそれほど時間のかかるものではないが、それでもいちいち受けるのが面倒だと感じて否定的な意見を述べる人もいます。それ自体にあまり意義を見出していない人に多い意見と言えるでしょう。
仕事に対してもともと十分な充実感を得ていてあまり不満を抱えていないという人や、心理学などはあまり信じないという信念を持っている人もいて考え方は様々です。一方、肯定的な意見としてよくあるのがストレスチェックによって自分が守られているという実感を受けられるというものでしょう。実際にストレスチェックを受けてみて良い影響を受けられたという人に多い意見です。
ストレスには耐えるものだと考えていたり、仕事から受けているストレスに気づいていなかったりした人が、ストレスチェックを受けてみて自分の現状を認識できる場合は珍しくありません。結果通知を受けてストレスを受けていることを知るという場合もありますが、そもそもストレスチェックを実施したことによりストレスに対する認識を持てるようになるという場合も多いのです。
それがきっかけになって仕事を見直すという発想を持ち、改善に成功している派遣社員もいます。このような賛否両論こそあるものの、ストレスを抱えている派遣社員は多いことから次第に賛成意見が増えるでしょう。